2020年04月05日

ここはどこ? 私はだれ?

去年の9月、
子宮体がん2度目の手術でリンパ節郭清(切除)をして、
個室に入っていた。

術後は激痛に苦しみ、3日目くらいの時だったか、
夜中に目が覚めた。
「ここはどこ?」 真っ先にそう思った。

あたりを見渡すと、
白い天井、白い壁、私の右方向にはカーテン。
左側がどうやら窓らしい。

私は、ベッドの後ろに立っている(感じがした)が、動けない。
face08 ベッドに寝ているのは、・・・・・私だった。
え? どういうこと?

「これは病院のセットで、私はベッドの上で眠っていて・・・」
いや、自分のココロとカラダが別々になっている。
全く理解できていない。

「カントク~!」 誰かの声がした。
「カントク~、ゾンビ入っていいですか?」

いま撮影中で、私がキューを出せば、
右側のカーテンの向こうからゾンビが現れるってなに?

いや、ちょっと待って、と言いたいのに声も出ない。
頭がこんがらかってきた。

確かに目が覚めて、ここはどこ?と思っている私と、
さっきからベッドで寝たままの私は、同一人物なのか?

一体どこまでが現実で、どこからが夢なのか?

動けない私は、どうすればいいのか?
それさえも分からない状態で恐怖を感じながら、
ひたすら夜が明けるのを待つしかなかった。



これは、脳の誤作動による、体外離脱だったのかもしれません。
頭の中では、入院して病室にいるという認識ができず、
ナースコールがあることにも気づきませんでした。

大丈夫です。 face01 今は、ぐっすり眠れるようになりましたよ。

  


Posted by レイア at 12:00がんの手術