2020年03月11日

中島みゆきを聴く時間

午後2時46分、
運転中のクルマのラジオが黙とうのサイレンを鳴らした。

NHKの中継は、宮城県の女川町からだった。
震災の2年後に、私がひとりで気まぐれに訪れたところだ。
町の人たちが高台から海を見下ろし、静かに祈りを捧げたという。
ハンドルを握ったまま、私もそっと心の中で手を合わせた。

9年前のあの日、私は仕事中で、
突然の大きな揺れに真っ先に机の下に隠れた。
誰かがスマホを覗き、大変なことが起きていると大騒ぎになった。
仕事どころじゃない。
応接室の大画面のテレビの前で、みんな凍り付いた。

夜になって、東北の友人に電話しても繋がらない。
メールも届かない。
とにかく心配で心配で、助かってほしいとそればかりを願った。
共通の友人から、彼女と彼女の家族の無事が知らされたのは、
確か4日か5日くらい経ってからだったと思う。

きょうは、朝から震災の関連番組ばかり見ていた。

「復興五輪」などと言いつつ、今もまだ
行方不明者や仮設を含む避難生活者が大勢いるという現状を、
どう見ているのだろう。
原発事故で消えた町のことは、どう考えればいいだろう。

そして、突然、中島みゆきが聴きたくなった。
「倒木」が「東北」に聞こえるという 「倒木の敗者復活戦」 だ。

ベストセレクション「前途」を買いに行って、すぐまた帰ってきた。
少し日が長くなったかなと思いながら、
さっきからボリュームを上げ、繰り返し聴いている。


♫~ 望みの糸は切れても 救いの糸は切れない
    泣き慣れた者は強かろう 敗者復活戦
    勝ち驕れ英雄よ 驕るな傷ある者よ
    傷から芽を出せ 倒木の復活戦
    傷から芽を出せ 倒木の復活戦
    傷から芽を出せ 倒木の復活戦
 
 




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Posted by レイア at 18:07 │日々の出来事