2020年06月22日

his/宮沢氷魚

土曜日に見た時はセリフがよく聞き取れなかったり、
見落とした部分もあるので、またきょうも映画館に行きました。

若い男性カップル(ゲイ)を描いた作品ですが、
「おっさんずラブ」のコミカルさや、
「きのう何食べた?」のほのぼのした感じはありません。


【 社会からどう思われようとも僕たちは一緒に生きていきたい 】


his/宮沢氷魚


ゲイであることを隠しひっそりと暮らしている迅(シュン)の前に、
8年ぶりに元カレの渚が6歳の娘を連れてやってくる。
迅は振り回されながらも、次第に三人の生活を受け入れていく。
しかし、渚は娘の親権をめぐる離婚調停で差別や偏見を感じ、
ゲイとして生きていくことの難しさに直面する。



health 一途な青年、迅→ 宮沢氷魚
health 迅の元カレ、渚→ 藤原季節
star 美しい妻、玲奈→  松本若菜  
star 6歳の娘、空 →  外村紗玖良

私は、Eテレの「大人の基礎英語/オーストラリア編」で、
英語ペラペラの宮沢氷魚クンのファンになりました。
杏さんと共演したドラマ「偽装不倫」でさらにヒートアップ。
その次に「ボディメンテ」のCMを見て、
スーツで東京湾を泳いだシーンに face05 狂喜乱舞。

だから、初主演映画の氷魚クンに興味があったんです。
迅はゲイであることを知られたくないから、
心に壁を作って周りの人との交流を避けている。

あまり感情を表に出さない、一途で寡黙な役。
ピュアでナイーブな表情は素晴らしかったけれど、
何回か出てくる「えっ?」とか「はぁ?」いうセリフは、
もう少し変化をつけてもよかったんじゃないかしら?

同性のカップルが普通に暮らしていくには、
まだまだ障害の多い社会です。
家族になるとしたら、なおさらのこと。

でも、彼らを見守る白川町の人たちが本当にあったかくて、
人生の大先輩たち(鈴木慶一、根岸季衣)が
迅に掛けてくれることば、すーっと心に染みてくる。

4人みんなが幸せになれる形って何だろうって思うと、
ラストは切なくて仕方なかった。
その切なさには、相手への思いやりややさしさや愛が
いっぱい詰まっているから。

空を演じた紗玖良ちゃん、大人顔負けの演技でした。
今泉力哉監督のこれまでの作品も観たいと思いました。

ロキシーさん、まだブランケットの貸出はストップしています。
クーラーの苦手な方は、ご自分でお持ちくださいね。 





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Posted by レイア at 18:07 │テレビ/映画