2020年05月02日

本を読む午後

先日買ってきた文庫本は、井上ひさしの「十二人の手紙」
帯のところに
「どんでん返しの見本市だ!!」
と大きな字で書いてあったので、つい手が伸びました。

手紙文だけで小説が成り立っている作品の代表は、
子供の頃に夢中になった「あしながおじさん」。
最近では、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」が泣けました。感動しました。

この「十二人の手紙」は、1978年の作品です。
時代背景は昭和のまだ少し貧しい時代。

一方的に送り付けるだけの手紙もあり、往復書簡もあり。
いずれにしても読者は手紙の文面から、
それぞれの人の生い立ちや人間関係を読み取ります。

プロローグの「悪魔」から始まり、
12章で終わるかと思ったら、
そのあとに、エピローグ「人質」がありました。
(それ以上はネタバレになりそうだからストップ!)

外出自粛だからこそ、
普段なら読むことのない作家のものを選んだのが良かった。

face02 おもしろかったです。
外の暑さを忘れるようないい時間になりました。





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Posted by レイア at 18:42 │日々の出来事