モックンの斎藤道三

レイア

2020年05月11日 19:59

きのうは再放送のプロフェッショナル「本木雅弘」を見て、
モックンのこだわりの強さに再び圧倒された。
(それはもうレベルが違うのよ)

台詞回し、顔の向き、目の表情、細かい所作などが
自分の目指しているものと違えば気になり、迷って、
道三をどう見せるか現場で悩み、何テイクも取り直し。
周りにこんな人がいたら、ホント面倒くさいよねーって思った。

その流れで、8時からの「麒麟がくる」を見る。
息子の高政との親子対決。斎藤道三の最期の姿だった。
道三ロスの声と同じように、私も泣けた。最高だよ。
あれ以上の演技が他の誰にできるだろう。

今も「家族に乾杯」で、
モックンの登場した回の再放送をやっている。
ふと、計算外の素の出る瞬間がおもしろい。

私たちはどうしても彼のことを、
あの希林さんと裕也さんの娘婿という目で見てしまう。
家族が注目を集め、そこは本人も意識せざるを得ない。

義理の御両親を送って初めてのドラマの大役。
一番、希林さんに見てほしかったんじゃないかな。
厳しい希林さんに、言ってほしかったんじゃないかな。

希林さんらしい最上級の褒めことばで。
おそらくは、「そうね。まあまあね」くらいのテンションで。



関連記事