ミクロの戦士/免疫細胞
山中教授とタモリさんの
「NHKスペシャル/人体vsウイルス」を見ました。
最新の電子顕微鏡とCG映像で、
新型コロナウイルスの感染と人体の防御の仕組みを学びます。
私が去年がんを患い、初めて手術や治療を受けていく様子を
「未体験ゾーンでの闘い」と感じたように、
人類にとって新型コロナウイルスは、まさに「未知との遭遇」です。
ウイルスと闘うのは、体の中に2兆ある免疫細胞。
その免疫細胞は40種類以上あって、
それぞれが違う役割を担い、ネットワークを組んでいます。
1番目の防衛システムは、自然免疫の食細胞(好中球)。
次に、キラーT細胞や、抗体を作り出すB細胞が動き、
遺伝子を記憶してウイルスの次の攻撃に備える。
これが、第2の防衛システムの獲得免疫です。
(説明するのが難しい)
免疫細胞の神秘のメカニズムが
映像からよく分かっておもしろかったのですが、
さらに進化を続け、増殖するコロナウイルスは本当に怖い。
今は治療薬はもちろん、スーパー免疫力の研究も進んでいます。
世界中の医療従事者たちが協力し知恵を出し合って、
未知のウイルスとの闘いの真っ最中です。
しかし、日本でも第2波が現れ、まだまだ油断はできません。
命を守るため、社会を守るため
私たちは感染対策を怠ってはなりません。
映像を見ているうちにとても愛おしくなってきたんです。
体の中のミクロの戦士にエールを!
雲が晴れて、今夜はきれいな満月が見られるといいですね。
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